7/12…動物看護師のための「災害支援プログラム」の授業でした。この日は、私が最もお伝えしたかった「動物看護過程」の授業を行いました。
災害看護は「看護の原点」と言われております。 人と動物では、もちろん看護が異なります。 ですが…医療の視点で、生活を護る! 看護ケアで、自然治癒力を引き出す! 根底は、同じです(*´꒳`*)
ナイチンゲールは「看護師は看護に専念すべき」といっています。看護師は独立した専門職です。
それなのに…動物看護師は、 人の医療以上に、看護に専念できない状況です。 臨床検査技師も、薬剤師も、栄養士も、医療事務も… 動物病院にはいませんから、それらの殆どを担っております。
だからこそ、「動物看護」よりも「診療補助」の方が色濃くなります。 そうした環境は。。。 何年も勤めているが、ここでない病院でも私は大丈夫なのだろうか… いったい自分の仕事は何なのか… 明確なものがなく、漠然としていて悩みます。 私もそうでした。
そのような方々に是非知って頂きたいのです。 動物看護師として、頑張って来たことは、 ちゃんと積み重なっていることを!
看護の考え方であるアセスメントは、経験を積むほど、幅広く様々な視点から見ることができます。 それこそが「動物看護」そのものです。
今回の授業は、事例を元に、それを書き出す作業でした。 書くことに慣れておりませんので、大変な作業ですが 悩みながらも前向きに取り組んで下さる姿に こちらも嬉しくなりました。
これから、もっとお伝えできる機会を増やせますよう! 頑張りたいと思います。 10月にあります動物看護学会や、動物看護大会には参加予定です。色々なものが締め切りなのに…終わっていません💦w